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集客ができないスタジオ

経営について

今回は気になる集客のリアルに関してまとめます。うまくいくこともあればそうもいかないのが現実。ネット上では儲かった人の話やフランチャイズ契約の話を目にしますが、私の知人や周辺で見る失敗例と私なりの失敗の原因を分析します。

こんにちは!ピラおです!

今回は私の周辺であまりうまくいっていないスタジオ(フィットネスやピラティス含め)の集客の問題をまとめます。フィットネス業界はピラティスも含めレッドオーシャンです!!

集客ができないスタジオにはどんな特徴があるのでしょうか。

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場所が悪い

地域のニーズを分析できていない

そこにニーズはあるのか?人口の流入や潜在的な客層が読めていないパターンです。
地元にエリアを絞って出店するケースに多く見られます。

集客が課題だという知人のスタジオ例で紹介すると、メインターゲットが来ない立地に家賃が手ごろで路面に面しているからという理由で出店したところ、現在でも黒字化ができないという例を見ました。

お客さん目線でスタジオを検討した時に、ここに来たいと思えるか?、自分本位にならない立地や店舗の見え方を工夫すると良いと思いますよ。

エリアを決める際、事前に市場調査会社からデータを取得する方法もありますが、人口・世帯年収・食料販売店の単価(安価なスーパーばかりが出店していないか?)などを意識して調べてみると参考になりますよ。

競合他社がすでに複数出店している

これは言わずもがな、調査の対象になるとは思いますが、個人であればすでに個人のスタジオが乱立しているエリアでの出店は危険です。
オーナーの顔がすでに広く知られて固定客が一定見込めるのであれば話は別ですが・・・

すでにお客さんが取られてしまっている可能性があります。

また、競合他社の集客状況も参考にしてみてください。平日も予約が取れないスタジオばかりであれば見込みはあると思います。

大手との競争に負けている

あなたのスタジオに来る理由がない

現在、フィットネス・ピラティス業界はレッドオーシャンです。
フィットネスは安価に通えるチョコザップがありますし、ピラティスもグループレッスンの価格競争になってきています。

「このスタジオでなければいけない理由」をしっかり作りましょう。

ただのフィットネスなら大手に通った方がサービスが充実してる、ピラティスはある程度習得したら安価なグループレッスンに乗り換えよう、といったお客さんの思考につながりかねないからです。

お客さんに刺さるキャッチコピーとコンセプトを検討しましょう。

広告に頼っても大手には勝てない

仮に個人が新しくスタジオを作る場合、同業他社がいなければいいですがたいていの場合、同業他社が近隣や沿線にいると思います。

個人スタジオの広告はSEO対策・MEO対策の効果はある程度見込めますが、莫大な広告費をかけている大手と張り合っても勝てません。

「地域名 ピラティス マタニティ」などの検索ワードで1ページ目にヒットすれば十分です。

開店時期に合わせてInstagramを準備して、開店に合わせて最新情報をSNSにあげるなどして周知を広げましょう。リール動画に凝るとフォロワーが増やしやすいですよ!

自分のスタジオの強みはどこかを探しやすくしましょう。

なぜ今ピラティスの店舗が急増しているか

ここからは私の所感です。

会社員時代の経験も踏まえて今言えることは、ピラティススタジオが増えているのはお客さんの奪い合いに勝つための戦略です。

スタッフを抱えるピラティススタジオは実は利益率がそこまで高くありません。
かといって大きく黒字化していない店舗が多いのではないかと思います。

そのため利益を最大化するためには店舗を増やしてなんぼのビジネスモデルが広まっているのです。その証拠にフランチャイズの勧誘も増えてきましたよね・・・

一度奪われてしまった顧客を新しいスタジオに引き込むことは困難です。
いち早く出店するために、経験の浅いインストラクターでも店長として店舗責任者になるケースが多いです。

今後、脱毛サロンの大量閉店のように顧客の定着ができないスタジオから淘汰されるでしょう。

特にグループレッスンは他社との差別化が困難です。結局はインストラクターに依存したビジネスモデルだからです。

勝ち残るには明確な差別化とお客さんの定着ですフィットネス戦国時代で勝ち残るのは個人のピラティススタジオだと考えています!

今後も公開するピラおのスタジオの経営状況をチェックしていってください。

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